酒井くにお・とおる

むくです。
日弁連の選挙で司法試験合格者減を提唱する候補が合格したことで、マスコミ各社が、また弁護士バッシングを始めた。
経済、株価、ビジネス、政治のニュース:日経電子版
http://www.idea-law.jp/sakano/blog/archives/2010/03/11.html
その内容は2年前、同路線の候補が立候補した日弁連会長選挙時と全く変わり映えしていない。
当時のマスコミの社説に、日本中の弁護士は憤り、呆れ、ブログなどに多くの批判記事が掲載された。また、多くの単位会で弁護士増員反対決議などがされた。この2年間で司法試験合格者減員論は深化し、ほぼ行き着くところまで行っている感がある。
しかし、今回のマスコミの論調は2年前と何も変わっていない。2年間の議論を全く踏まようともしていない。
彼らには何を発信しても、聞く耳を持たないのか。
報道チャンネルを持っている者は神なのか。書いた者勝ちなのか。事実がどうであれ「世論は俺たちが決める」のか。
しまいにゃ、感情的になるで。