こども

ども。どんより路線ことむくです。
今日はこどもの日。むくにもこどもができて、初めてのこどもの日。
今日は嫁さんとこどもを連れて、近場のショッピングセンターで買い物をしました。
家族3人でのお買い物は、傍目には幸せそうですが、こどもの機嫌を気にしながら、片腕に2人分の荷物かこどもを抱えながら、になるので、案外大変なものです。結構疲れちゃうわけ。
ぐったりして、帰りに買ってきたメシ食っても、子供は嫁が作った離乳食をなかなか食わなくって、代わりに俺が食わせてみたりしても、やっぱり食わなくて。
疲れて、ちょっと頭が痛くて横になっていても、その隣でわあわあと泣くこども。「…母親が恋しいのかな」と思い、だっこして階段を下りていくと足を滑らせて転倒。こどもには大きな怪我はなかったものの、嫁には「気を抜いたらあかんのよ…」と呆れたようにぼやかれる。
その後、薄暗くて、踏面の狭い我が家の階段の安全性を糸口に、また嫁と喧嘩。
で、嫁にはこどもと寝させて、職場に仕事しに(っても、してねえけど。)来ている今は23:25。
こどもができて、嫁さんは余裕がなくなって家事があまりできなくなり、俺に対しても早く帰ってくるように要求し出したり、これまでに言ってこなかったような不平不満を言うようになった。思えば京都への転居も、嫁さんがこどもを連れての通勤をギブアップしたからだった。
ただ、俺にとって、それでもこどもはやっぱりかわいい。
こどもって、何だろうと思う。
こどもは我が家に、いくつかの幸せをもたらして、いくつかの幸せを奪っていったと思う。
茨木に住んで、大阪で働いていた頃は、深夜に自宅に帰ると必ず嫁さんとこどもの寝顔を見に寝室に入って「幸せだなあ」と思っていたのになあ。京都に来てから、嫁とこどもの寝顔を見に行くことはないわけではないけれど、その頻度は減ったし、「幸せだなあ」なんて、思わなくなった。茨木時代に幸せだと感じたのも、今どんより路線に入っているのも、こどもができたからじゃないか。
でも、ひょっとしたら、無理して帰京して、自分が変わってしまったのかなあ。
別に、今結論を出す必要はないと思うんだけど…。
最近随分溜息が増えたように思う。